第32回日本刺絡学会学術大会(東京大会)

2024.09.29 2024.12.24

概要

日程2024年9月29日
場所江戸川区タワーホール船堀
会頭工藤哲也(日本刺絡学会理事)
実行委員長小池栄治(日本刺絡学会理事)

 今回の学術大会では「刺絡鍼法の可能性」と題し、長い臨床歴をお持ちの臨床家に刺絡鍼法を活用できる場面についてご発表頂きました。また、刺絡鍼法がいかなる症例に活用していけるか、幅広く検討していきたいと考え、国立がん研究センターで現在行われている癌への服薬治療で生じる副作用に対する研究や、病院内での臨床例など披露して頂きました。

プログラム

開会の挨拶日本刺絡学会会長 清水尚道
一般演題
会頭講演和揚堂鍼灸院院長 工藤哲也
刺絡の作用機序と噛み合わせアーユルヴェーダ協会理事長 上馬塲和夫
刺絡鍼法と経方と私社団医療法人啓愛会美希病院 小栗重統
積聚治療における項部の刺絡について成城大蔵鍼灸院院長 原オサム
董師奇穴・急症絡刺日本董師奇穴針灸学会主 龍門針灸王醫塾塾主 王醫仙
がん緩和領域の刺絡鍼法の可能性国立がん研究センター中央病院緩和医療科 堀口葉子
乳がんサバイバーの慢性痛に対する鍼灸治療の臨床研究国立がん研究センター中央病院緩和医療科医長 石木寛人
シンポジウム「刺絡鍼法の可能性」(ファシリテーター)関信之(パネリスト 五十音順)石木寛人、上馬塲和夫、王醫仙、小栗重統、工藤哲也、原オサム、堀口葉子
閉会の挨拶大会実行委員長 小池栄治

参加者の声

50代 学生 東京都在住

大会のことは学校で紹介されて参加しました。学生なので刺絡の実際を知らなかったので、動画で拝見して大変勉強になりました。
参加動機:大会テーマに惹かれた・演者の技術を観たかった

50代 鍼灸師 東京都在住

福元由美子先生、鹿児島の島に根付いて臨床を積み重ねられてまた深みを感じました。刺絡の有効性をとても感じていますが、まず鍼灸師が刺絡治療を大っぴらにできるようになるといいなと思います。鍼灸師用の刺絡のディスポの鍼が開発、販売されると良いなと思います。
参加動機:大会テーマに惹かれた

50代 鍼灸師 沖縄県在住

どのお話しも大変勉強になり選べませんが、日々の臨床での考え方に1つ1つ取り入れたい。
参加動機:演者の技術を観たかった・医療機関内での刺絡の活用

30代 鍼灸師 千葉県在住

めての学術大会でしたが、とても興味深く、面白かったです。
参加動機:大会テーマに惹かれた

70代 鍼灸師 千葉県在住

緩和ケアで刺絡が使われることに関心があった。
参加動機:医療機関内での刺絡の活用

40代 鍼灸師 静岡県在住

一言一言に深みと説得力を感じた。
参加動機:演者の技術を観たかった